日常の中に、腰に負担をかける要因はたくさんあります。
知らず知らずのうちに負荷がかかっていることも。

1．過剰な負荷や無理な動作

・重い物の持ち上げ
正しい姿勢でないと、腰の筋肉や靭帯を痛めることがあります。

・急な動き
ひねる・屈む・伸ばすなどの動きで「ぎっくり腰」になることも。

2．筋肉や靭帯の疲労

・同じ姿勢の継続
座りっぱなし・立ちっぱなしは筋肉が固まりやすく、腰に負担が。

・疲労時の急な動き
筋肉が疲れているときに動くと、ぎっくり腰になりやすくなります。

3．筋力の低下

・運動不足
腹筋や背筋が弱くなると、腰を支える力が足りず不安定に。
軽い動作でも腰を痛めやすくなります。

4．不適切な姿勢

・前かがみの姿勢
デスクワークやスマホ操作で、腰に負担がかかりやすくなります。

・偏った体勢での作業
悪い姿勢で重い物を持つと、腰に大きなストレスが。

5．環境による影響

・冷え
寒さで筋肉がこわばり、ぎっくり腰のリスクが高まります。

・湿度
湿気が多いと筋肉や関節が動きにくくなり、腰痛につながることも。

6．過去のぎっくり腰歴

・再発しやすい体の状態
一度ぎっくり腰になると、再発のリスクが高まります。
筋肉や靭帯が完全に回復していない場合が多いためです。

7．精神的ストレス

・緊張による筋肉のこわばり
ストレスや不安が続くと、体に力が入りやすくなり、腰の筋肉が固くなって痛みの原因に。

🌿 姿勢の改善

１．正しいデスクワーク姿勢

• 画面の高さ：目の高さにモニターを合わせ、首や腰の前傾を防ぐ

• 椅子の調整：背筋を伸ばし、足が床につき膝が90度になるように

• 肘の位置：肘を90度に保ち、肩の力を抜いてキーボードを操作

２．正しい立ち姿勢

• バランスを意識：まっすぐに立ち、両足に均等に体重をかける

• 腰の位置：腰を反らせず、前傾しすぎない自然な姿勢を意識

３．正しい物の持ち上げ方

• 膝を使って持ち上げる：腰ではなく膝で力を使うように

• 物を体に近づける：できるだけ体の近くで持ち上げて負担を軽減

🌿 定期的な運動

１．筋力トレーニング

• 腰を支える腹筋・背筋の強化（例：プランク）

２．柔軟運動

• ストレッチで腰や脚、背中の筋肉の柔軟性を保つ

３．有酸素運動

• ウォーキング・スイミングなど、血行促進と緊張緩和に◎

🌿 生活習慣の改善

１．体重管理

• 適正体重の維持で腰への負担を軽減

２．健康的な食事

• 栄養バランス（ビタミン・ミネラル）を意識

• 水分補給をしっかりと行い、筋肉の柔軟性を保つ

🌿 環境の調整

１．寝具の見直し

• 自分に合ったマットレス・枕で正しい寝姿勢を保つ

２．仕事環境の改善

• 作業スペースや椅子の高さ・位置を調整し、腰への負担を軽減

🌿 ストレスの管理

１．リラクゼーションの取り入れ

• ヨガや瞑想でストレスを軽減

• 深呼吸・マインドフルネスでリラックスを維持

２．適度な休憩

• 長時間同じ姿勢を避け、1時間ごとに軽いストレッチや歩行

🌿 定期的なケア

１．整体やマッサージ

• 専門家による施術で筋肉の緊張や体の歪みを改善

• 定期的にケアすることで腰痛予防にもつながります

💬メッセージ

腰痛予防には、日々の姿勢・運動・生活習慣の見直しがとても大切です。

とくに育児中のママさんは、赤ちゃんの抱っこなどで腰に負担がかかりやすいため、抱っこ紐の調整やこまめなストレッチを心がけてくださいね。

当院ではまず、丁寧なカウンセリングと検査を行い、腰痛の原因となっている筋肉やバランスの乱れをしっかり見極めます。

そのうえで、原因にアプローチする施術と、足からのバランス調整を組み合わせて、根本改善をめざしていきます。

▽ 施術のポイント

• 痛みの出ている部分だけでなく、全身のバランスを見ながら対応

• ソフトでやさしい施術なので、初めての方や女性の方にも安心

• 状態に合わせて、自宅でできるケアなどもお伝えします

腰痛は、1回の施術ですぐに良くなるものではないことが多いため、焦らずに数回通っていただくことで、少しずつ回復へと導いていきます。

当院には腰痛でお悩みの方が多く通われており、継続して施術を受けられた方からは、「体調が良くなった」「普段の生活がしやすくなった」と感じていただいています。

どうぞ安心してご相談ください🍀